広大な屋上スペースを有意義に活用する為に

私がボックス型の住宅を強く望みその条件で設計してもらったのは、その広大な屋上スペースを存分に活かし、趣味の園芸や子供との遊び場、夜空を見上げるストレス解消の場に活用したかったから。

元々住まいを建てる土地は丘の上で周囲の展望と日照に恵まれていましたから、一般的な屋根を設ける住宅でも良かったのですが、物干し用のベランダとは別に、趣味や子供とのコミュニケーションにも利用出来るオープンスペースがどうしでも欲しかったのです。

休日の日中なら子供と軽い運動やRCカーといったおもちゃを利用して遊べますし、隅に園芸用の小さな温室や栽培棚を置く事も余裕。冬の夜は比較的空気が綺麗で光害も無い利点も活かし、天体望遠鏡をセッティングし夜空の美しさを満喫する事も出来ます。

周囲に遮るものが殆ど無い為、洗濯物を干す際は風で飛ばされない様注意する必要はありますが、欠点らしい欠点と言えばその程度で、入居から早6年、十分に満足し過ごせているのです。